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週末に現れるズんとした気持ち★不動産業のプロとして
2021-08-29
もし、急いで目的地に行かなければならない時
慌てて乗ったタクシーが
信号無視、スピード違反を平気で行っていたら・・・
多分私なら、不安になって途中下車します
『急いでいるから助かる~ありがとう!!』とはなりません
当たり前に交通ルールを守り安全に目的地に運んでくれるプロだと信じて
安心してタクシーを利用するわけですから
で、不動産業のプロって・・・??
毎週、週末になると
私の気持ちをズンとさせるコレ・・・
週末になると路上に現れる誘導看板
不動産業者が行っている
現地販売会、オープンハウスの現地へ案内するためのものです
私が不動産会社に入ったばかりのころは
多くの会社が当たり前に路上に置いていたような気がします
が・・・今はずいぶん減りました
なぜかって
立派な『道路交通法違反』になるからです
また、不動産の広告には、お客様を守るために多くの決まりがあり
看板の広告内容によってはそれも違反している場合があります
おそらく、コンプライアンスに厳しい大手不動産業者は
いち早く、このような行為は止めていますし
宅建協会からも、指導指示していることから
規則を守っている会社がほとんどではないかと思います
不動産業は宅建業法だけではなく、たくさんの法令や規則の中で
業務を行う必要があり『知らなかった』という無知そのものが
お客様の大切なお取引に損害を与えてしまう事もあります
物件はポータルサイトでお客様自身がいくらでも探せる時代になりました
物件の情報量より、プロとして専門的な『知識量』や当たり前の法令順守
こちらが最も大事ではないかと思いますし
『他業者でこの物件を見学したのだけど不安で』
『掲載されているこの物件、なにかデメリットありますか?』など
最近では、他業者と接触したものの
『セカンドオピニオン』としてアドバイスを求めるお客様も・・・
欲しい物件はどこの不動産会社からも購入できる
それが、不動産業界の独特なところ
つまり、欲しい物件を『どこの不動産業者から購入するのか』
契約時、または契約後になって
『こんなはずではなかった』『そんなデメリット聞いてなかった』
などということがあってはならないと思います
物件の良し悪しの見極めも難しいですが
それの判断材料をキチンと教えてくれる不動産業者の見極めは
もっと難しいかもしれません
社長が神奈川本部会長を務める宅建協会では
不動産業者として必要な知識習得の講習や法令の改正情報
違反業者への注意など様々なことを行っており
不動産業界全体の質の向上を目指しています
法令順守、真面目に規則を守っている会社が損をして
故意か無知かに関わらず違反を行う会社が得をする
そんなことがないよう願っています・・・
派手な看板より
巧みな営業トークより
正直に、誠実に、確かな知識を持って仕事をすることが
プロとしての誇りかな~★
と思います
ちょっと屋外以上に熱くなってしまいましたが
今日は涼しい事務所で『重要事項説明書』の内容をチェックします
購入されるお客様に説明する、まさに『重要な事項』ですから
これも大事な仕事です
テーマ名
ページ作成日 2021-08-29